5:アクリル三角錐
パーツを三角錐に組み立て、接着の行程です。
底辺にあける取り付け用の穴は組み立てる前にあけてあります。
順番を間違えると後で苦労したり、時間のロスが出てしまいます。
この時、ひたすら貼り続けた三角錐は工場の中に所狭しと並びました。
6:鉄板のコア
鉄板は2mmのボンデ鋼板を使いました。
菱形にカットした物を真ん中で折ってあります。
板金加工屋さんの工場へ何度も行って打ち合わせを重ねました。
ある日その工場へいったら誰もいなくて、どこへ行ったのかと思ったら。。。
そのコアの中から、あるじが登場、びっくりしました。
最後の一枚まで中から溶接、ご苦労をおかけしました、申し訳なかったです。
7:鉄骨塗装
アーチ型にクロスする鉄骨は100mmのH鋼を曲げて作りました。
本当は楕円の曲線にしたかったのですが、ベンダーの原理を聞くとそこまで出来ないとすぐに諦めました。
ベンダーは3つのローラーの間に製品を挟み強い圧力で曲げるとのこと。
楕円も圧力の制御で不可能ではないらしいのですが、そこまでしなくても。
今回は円弧の分割で対応しました。
塗装は、錆び止め上塗りとも当社の工場内で行ないましたが、
そこら中のありとあらゆる物が赤く染まったのは言うまでもありません。
8:現場設置作業
たくさんの人の協力を得て現場設置作業をしました。
アーチの高さは5Mです、ワイヤーでコアを吊り下げて電気の配線を済ませると、
いよいよアクリルの三角錐の取り付けを残すのみとなりました。
さてどんな姿になるのやら、協力して下さったみんなが待っていた瞬間がもうすぐです。
9:設置完了 点灯
全ての三角錐を取り付けて点灯したところです。
一つ一つの中に蛍光灯のボール球が入っています、多少明るさの心配をしていましたが、十分な輝きを放ってくれました。
深夜の街角に小さな歓声があがりました。
前のページ
[
最新
][1][
2
][
最古
]
次のページ
一覧
/
検索
メイキングトップに戻る
Allright reserved,copyright(c) 2000.zokeisha/造型社
http://www.zokeisha.com/