アクリル板はいろいろな形に削ることができます。
今やコンピュータ制御で3Dに切削できる大型マシンもありますが、ここでは一般的な切削を紹介します。
手押しカンナ盤、ルーターマシン、ハンドルーター、トリマなどが削るための機械、工具です。刃物は、全て超硬刃を使います。

アクリルの切断面を平滑な面に仕上げるには手押しカンナ盤を使います。

ルーターマシンによる加工

ルーターマシンは、回転する刃物の下に昇降する常盤のある機械です。
通常は、刃物の直下の常盤上にセンターピン(突起物)を装着して使用します。

まず、切削のための冶具を作ります。
冶具は、表側にワーク(加工する材料)を保持する機能を持たせ、 裏側は、切削する形状、範囲のガイドとなる溝状の加工をします。材料はベニヤ合板、アクリル板などです。

これを機械に乗せ、冶具の裏のガイドをセンターピンに沿わせるように、常盤上をすべらせてワークを切削します。
その他、冶具などの工夫でいろいろな切削加工の可能性があります。

ハンドルーターやトリマによる倣い加工(ならい加工)

同じ形のものを複数作りたいときの加工方法です。

まず作りたい物の原型を作ります。
素材はアクリル板かベニヤ合板など、厚みは5ミリ以上必要です。

次に、製品になるアクリル板を原型に重ね合わせ固定します。
ルーターまたはトリマのビット(刃物)は、刃径と同じサイズのベアリングのついた物を用い、ベアリングが型に、刃先が切削する材料にあたるように工具にセットします。

後は、ベアリングが型の外周、内周に沿うように切削していきます。
これで原型の複製が完成です。