アクリルの接着は、溶剤にアクリル樹脂を溶かし込んだものを用いる溶液接着や、2液反応型の接着などいろいろあるようですが、ここではもっとも手軽で一般的な溶剤接着を紹介します。

溶剤接着

アクリルの溶剤である接着剤は液体で、接合部のすき間にしみ込んで互いの面を融合させるため、接合部は必ず密着していなければなりません。
道具は、注射器や筆を使います。

接合部は、接着後手を離しても自己保持ができる強度に達するまで5〜30秒と非常に短いので、作業中溶剤が毛管現象で接合部に浸透していく様子を注意深く観察し、部分的に過不足にならないよう溶剤を注入することが大切です。

また、融合のあと蒸発、乾燥すると、溶剤自体の体積を失うため、接合部に少しでもすき間など空間があると気泡となって残ります。